神と科学
宇宙は広がっているという。
広がっているということは、
広がることの出来る空間がどこかにあるということだ。
それはあまりにも大きくて私には理解できないが、
この宇宙をひたすら
ひたすらに突き進んで行けば、
いつかその空間にたどり着ける。
そこにはきっと
矮小な私には理解できない、
何かとてつもなく大きなものがあるのだろう。
名付けるならば、それを「神」というのではないか。
だとすれば、
この事象を説明しているようでもしていないようでもある科学は、
神に挑むことになる。
だとすれば、人間はいつか、神に追いつくのかもしれない。
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