夏過ぎて








秋の雲

秋の風

秋の空

秋の日差し


最後まで頑張っていた夏は、
まるで意地をはるように輝いて消えた。


“さようなら、また来ます”


“お疲れ様、あとは任せて下さい”


そう会話するように、
風は穏やかに、そして少し寂しく吹き抜けていく。





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